12月31日の時点で、手元にある資産(お金)はいくらかあるかの確認を行なっていきます。
自分の財布に入っている現金の金額、銀行の口座に入っている現金の金額を把握して、帳簿の金額と合っているのかを確認していきます。
目次
残高の不一致確認
1.取引管理の残高照合をクリック
2.帳簿残高と口座残高を確認する
帳簿残高と口座残高が不一致になる場合
口座残高と帳簿残高の不一致が発生する場合は、パターンごとの解決策を用いて、不一致の解消をしていきましょう。
①無視するべきではない取引を消してるケース
プライベートでの支出を、会計ソフトに連携しているクレジットカードで支払うと、プライベートの取引も自動で読み込まれてしまいます。そこで、「これはプライベートのものだから」といって取引を消去してしまうと、帳簿残高と口座残高の金額にズレが生じてしまいます。
事業用のクレジットカードをプライベートで使った場合は「事業主貸」、プライベートのお金を事業で使った場合は、「事業主借」という勘定項目を使って仕訳登録する必要があります。
②開始残高の金額が誤っているケース
開始残高を適切に入力することで、不一致が解消します。開始残高が適切に入力されているにも関わらず期首時点の口座残高と異なる場合は、過去年度の仕訳が誤っている可能性があります。
その他、口座残高と帳簿残高の不一致が起きる理由
・取引漏れがある
・自動で登録された取引を、手動でも登録している(重複登録)