期末(12月)では、年度をまたぐ取引について特別な処理をする必要があります。今回は前払費用」の処理を行なっていきます。
目次
前払費用の処理
家賃は通常、前払いのケースが多いですよね。
例えば、
家賃の経費計上
・4月分の家賃→3月に支払い→3月に地代家賃で経費計上
・5月分の家賃→4月に支払い→4月に地代家賃で経費計上
・6月分の家賃→5月に支払い→5月に地代家賃で経費計上
ただし、12月に支払うのは来年1月分の家賃ですので、今期の経費として計上することは出来ません。そこで「今年の経費ではありません」という処理が必要になります。
12月に支払った家賃は、来期1月の経費として「前払い費用」として計上します。
【家賃の処理】
・1月使用分→12月支払→12月に「前払い費用」として計上