目次
家事按分とは
家事按分とは、プライベートと仕事の両方で使用する経費に関して、割合を決めてプライベート分を経費に計上させないようにする方法です。
マネーフォワードクラウド確定申告では、事業に使用した割合を入力することで、自動で計算してくれる機能があります。
家事按分の処理方法はいくつかあるのですが、ここでは全ての仕訳を登録し終えたタイミングで、年に1回(決算)に行う方法で解説します。
家事按分をする例
・電気代
・水道代
・ガス代
・家賃
・Wifi代
・スマホ代
・車関連費用(ガソリン・駐車場・高速・車検・修理)
手順
①マネーフォワード管理画面の左の欄にある「勘定科目」をクリック
②下の方にある補助科目追加をクリック
③勘定科目に水道光熱費を選んで、補助科目に水道代と入力
④登録をして完了。電気代、ガス代、通信費も同様に登録して下さい。
⑤損益計算書をクリック
以下のように登録されていればOKです。
家事按分の処理
以下の例を想定し、入力を行います。
1.水道代として1ヶ月3,000円を経費として計上している。
2.上記水道代は20%を事業で使用している。
②勘定科目と事業比率の入力。各項目にそれぞれ入力していきます。
③以下のように登録されるので、右側の「仕訳登録」をクリックします。
プライベートの分が計算されて、計上される
プライベートの分が勘定科目「事業主貸」として計上されています。
これは、水道代3000円×12=36,000円のうち「28,800円(80%)はプライベートの分ですよ」と処理してくれています。