STEP8 源泉徴収の仕訳

フリーランスの源泉徴収

業種や仕事内容によっては、発注元の企業が、フリーランスへの報酬から源泉徴収をする事が義務付けられています。

例えばデザイナーなどが該当します。フリーランスは、自分が受け取った報酬が源泉徴収されていることがありますので、 しっかりと確認しておきましょう。

源泉徴収された金額は、確定申告時に申告することで還付されます。源徴収税額の記載を忘れてしまうと、 税金の二重払いになってしまうので気をつけましょう。

支払調書

取引先が 1 年間の源泉徴収税額を記載した「支払調書」を発行してくれることがあります。しかし、発行された支払調書は間違っていることも多いため、自分できちんと源泉徴収された金額を把握しておく事が大切です。

源泉徴収の仕訳

例えば毎月、

売上20,000円、源泉所得税2,000円、入金額18,000円だとします。

源泉徴収された金額は「事業主貸」という勘定科目で処理します。

やり方は２つあり、毎月処理する方法と、期末にまとめて処理する方法です。

期末にまとめて処理した方が手間が省けるのでオススメです。

毎月処理する方法

毎月（期中）の処理

借方	貸方
現金預金18,000円	売上20,000円
事業主貸2,000円

期末にまとめて処理する方法

毎月（期中）の処理

借方	貸方
現金預金18,000円	売上18,000円

期末にまとめて源泉徴収された分を処理

借方	貸方
事業主貸24,000円	売上　24,000円

お疲れ様でした！